住宅ローン貸出の現況

ここ数年、住宅ローンはずいぶんと複雑な仕組みへと変化してきています。10年前に住宅購入した人がこれから購入しようとする人へアドバイスするのはとても難しいでしょう。住宅ローンの中心として機能していた住宅金融公庫が住宅金融支援機構に変わり、銀行の他に住宅ローンを専門に扱うモーゲージバンクの出現。それに対抗するように多くのサービスが開発され、住宅ローンの仕組みはより一層複雑になりました。

複雑だけど多様に選べる

住宅ローンを扱う金融業者は競うように新たな商品を開発し、金利の優遇制度や様々な付加価値で消費者へのアピールをしています。選ぶ金融商品が増え、より綿密に自分の状況に合わせたローンを選択できるようになった訳ですが、その分内容がより複雑に感じられることも多いようです。ますますきちんとした計画性を持ってローン選びをすることが大切になってきました。

どんな住宅ローンがあるの?

このところの付加価値の代表的なものとして保険付き住宅ローンがあります。通常、住宅を購入する際、借入者に万一のことがあった時に債務不履行に陥らないため、団体信用生命保険に加入することを条件とされます。これに対し、死亡時だけではなく「三大疾病保障付住宅ローン」が発売されました。また、「フラット35」という商品が住宅ローンの流れを変えつつあります。住宅金融支援機構が住宅金融公庫時代に民間の金融機関と提携して始めた住宅ローンで、長期固定型の住宅ローンです。最長35年であることから「フラット35」と名付けられました。