住宅ローンの滞納者はどれくらいいるの?

住宅ローンの貸し出し件数は金融庁など国が正式に発表していません。一番近年のもので15年度の旧住宅金融公庫(現・住宅金融支援機構)のデータによると、総貸し出し件数は440万件、6ヶ月以上の延滞件数は4万6582件で、遅延率は約1%となっています。民間の金融機関にいたってはサンプル調査で得たデータのみで、総貸出額は4,510億円(H21年6月現在)で、その内の3ヶ月以上の延滞金額は0.23%で前年同期の0.20%より増加しました。

延滞するとどうなる?

住宅ローンの借入者の2割を占める住宅金融支援機構の場合は、支払延滞期間が6ヶ月以上になると住宅は競売となってしまいます。滞納から競売までの期間は約1年程度あり、その間に任意売却の手続きをおこなうこともできます。ちなみに、住宅金融支援機構の2008年度の競売件数は1万6,577件でした。しかし、いつ競売入札となるかは競売の開始通知が届いた時点では解りません。できるだけ早く手を打たなければ、大切な財産を安い金額で手放すことになりかねません。

ローンの支払が厳しくなったら

ローンの支払は可能でも毎月どんどん支払が苦しくなり期限に間に合わなくなりそうな月が続いたら、先々のことを少し考えてみましょう。先ずは身の回りの生計をしっかりとチェックし、無駄がないか状況把握をすることが大切です。もし、それでも滞納せざるを得なくなったら、すぐに専門家に相談し自分の財産を守る方法を確認しましょう。