自殺者、13年連続の3万人超え

現在、日本の自殺率は欧米先進国と比べると非常に高い数値を示しています。紛争や国内体制の不安定な国に次いでの高い自殺率であることや、主要な死因の一つが自殺であるということは異常事態と言わざるを得ません。原因は一概にはいえませんが、過労、失業、倒産、いじめ、高齢化などと、死によっての自己主張や詫び言、責任を取るなど、日本人独特の倫理観が相まって自殺へ向かわせているようにも見受けられます。

年齢で見る自殺の傾向

警視庁による集計において、自殺の年齢と原因について次のように報告されています。自殺者の70%以上は男性であり、40歳代から50歳代では失業を含む経済・生活問題、勤務問題というような経済的側面が強く現れています。この年代は、住宅ローンや教育費など経済的負担の最も大きい時期ではないでしょうか。それに加え、両親の高齢化も進み、身体的、精神的負担も非常に大きいと思われます。

自殺者急増と経済は切り離せない

定年に至っていない中高年男性の自殺率増加の背景には雇用、経済環境の悪化が大きな影響を与えていることは前述のとおりですが、また、鬱病も自殺の大きな原因の一つとなっています。この鬱病となる原因にも事業不振や過労、失業などの経済・生活問題が上げられています。このような原因を考えると、自殺防止には債務整理などの方策を活用して家計や経済を立て直すことが必要になると考えられます。